しんどかったけど経験と思えば

また一つ歳を取った。中身が何も成長していないのに歳だけ重ねるの怖いと常日頃から思ってるからか、じっさいにその日が来てもとくべつガッカリした気持ちにはならなかった。去年もそうだったと思う。予感的な恐怖が強すぎて現実のものごとがあまり響かないというか良くも悪くも殆ど麻痺した状態でそれを迎えることになる、いつも。伸びきったゴムみたいな感覚。過剰な防衛本能はたぶん長い時間をかけて人生を蝕んでいくから(ずっとずっと全くの無傷でいられるわけがない)、そのしっぺ返しに対しても心の準備をしておかないといけない。ね。けちくさすぎて愚かでしょう

 

今日はでっかい三角油揚げが名物の寺院に行った。そこの池で鯉を見た。あれ全部で何十匹居たろう、とにかくすごい数の鯉の群れ。一緒にいるひとが餌投げる素振りをして鯉たちを惑わせていたのが面白かった。水面に顔出して必死に口をパクパクさせていた。ごめんね

お昼は念願の窯焼きピッツァとパスタのランチ。どちらもすごく美味しかった。デザートのきなこのパンナコッタはなんか不思議な食感と味がした。きなこというよりは胡麻の風味だった。

もうお腹いっぱいだったけどずっと行きたかったカフェにコーヒーを飲みに行った。以前行ったとき知り合いがそこでバイトしてて気まずい思いをしたのでしばらく間を空けて(2年ぐらい)おそるおそる訪問したのです。知り合いはいなかった。ホッとした

 

夜のバイトを正式に辞めた。お店の都合上いますぐに辞められると困るからって今月いっぱいまでは勤める約束だったのだけど、やっぱりもうこれ以上あと1回だって店で働きたくなくて、先週の出勤で最後にしたいですという旨のlineを昨日送った。少し怒られたけどそれでもあっさり了承してもらえた。明日仕事終わりに給料明細だけ貰いに行く。自分の意思で始めたことではあるのだけど、心の荷がどすんと下りた

予想していたとおり、デリヘルを何ヶ月かやれていたのならキャバクラなんて余裕だろ、なんてことは全然なかった。男の機嫌を伺っていい気持にさせるという目的は同じだけど、求められるコミュニケーションの質がやっぱり別物なんだ。死ぬほど向いてなかった。問題なく接客できているつもりでもどこかおどおどした態度になってしまってすぐつけ込まれる。キャバクラをキャバクラと割り切っていない、あわよくば精神旺盛なめんどくさい客にばかり気に入られる。信じられないことに恋人作りを目的にそういう店を利用して回ってる男が老若問わず多くいて、もうなんか愚かすぎて気持ち悪かった。そういう人たちを相手に毎日営業メールとかしなきゃいけないというのがほんとにほんとに無理だった。本能的に舐められやすい性質のせいで必要以上にきつい目に遭っていた気がする。とにかく向いてなかった。仕事だろうがなんだろうが男を手玉に取って転がすみたいな芸当はとても私にできることではなかったんだな、と思い知った。他にもキャバクラのバイトを通して感じたことは色々あったのだけどとりあえずこれだけ

・久しぶりにPCを立ち上げた。相変わらずの重さ。打ち込んだ文字が画面に表示されるまでのラグがすごい

・今日は美容室に行って、すき家デビューして(隣に座った外人の風貌がどことなくキアヌ・リーブスっぽかった)、ドドールで本を読んで、ロフトでセールになっていた茶碗を二つ買って、駅構内のATMで記帳して、踏んづけて曲げてしまった眼鏡のフレームを眼鏡屋さんで直してもらって(完全に直すのはむずかしいらしく形だけそれっぽく修正してもらった)、ベローチェで本を読んで、19時ごろ帰宅した。

・昨日コンタクト屋の店員にとんちんかんなこと言って「なにこいつ」って目で見られたのをまだ引きずっている

・去年の秋から冬にかけてデリヘルのバイトをしていたのがなぜかもう結構昔のことのように感じる。しんどすぎて目標金額までもうちょっとってところで辞めてしまった。大した額じゃないけど、まとまったお金が少しあるというだけでやっぱりいくらか安心する。

・会社の繁忙期が過ぎて暇になったら生活できるだけのお給料がもらえなくなるから、そのときはキャバクラかガールズバーで働いてみようと思ってる。デリヘルで稼いだお金には手をつけない

・いや、暇になったら即切られるような立場だから、夜の仕事探してる場合じゃないかもしれない。次の更新が決定するまで身動き取れないや

・仕事は相変わらず毎日ひたすら画像チェックの作業なのだけれど、未だにかなりの頻度で注意されるし進捗に関する言動などもいい加減であまりにも信用されていないから、1年以上経つのに限られたことしかさせてもらってない。クソ忙しいこの時期に私にはごく限られた作業しか任せられないおかげで効率が上がらず上司や周りが大変な思いをしている。それはわかる。でも自分としてはその限られた仕事をなんとか無難にこなしていく努力をする他ない。コミュニケーションの困難さについてはそれがミスに繋がりそうなときなどを除いて、かなりの部分を諦めている。必要最低限の意思疎通しか取らないようにしている、誰とも。これでいいと思っている

・よく行く大型書店と同じエリア内にあるスープカレー屋さんにはまっている。これから給料が入ったらまずここに食べに来るようになるかも。もっと色んな美味しい料理のお店が知りたい。金が欲しい

・安心できるおやつ→ロッテのチョコパイ、岩塚製菓の黒豆せんべい。大好きで家に常備している。チョコパイは休日、朝食として食べることが多い

・私にとって本を読むのはやはり苦行でしかないような気がするということ

・最近お米のフェイスパックを使ってみてるけどとても良いです。笑っちゃうぐらい肌がもちもちになる。5分だけ付けていればいいし。パッケージもかわいい

・猫の飼える部屋に引っ越したい

・高校時代の友だちから連絡があったけど当たり前のように無視して罪悪感もなし
・部屋を3つ見てまわった。もっとじっくり見るものと思ってたけどなんかパッパッと終わった。一応メジャーとか持っていったのだけど。担当してくれた人がめっちゃ仕事できる感じの女性で、ホームページに20代って書いてあったから私この人と最高でも5つしか歳が違わないんだ…と軽く絶望。部屋は最初に気になってたやつに決めた
・甥っ子が可愛い。自分の母性本能のなさは多分致命的なものだと思いながら今まで生きてきたのでどこかホッとしている。同時に、うっかり自分の子どもが欲しくならないように気をつけなくてはとおもった
・酔っ払った勢いでインターネットの人と一晩中電話をしたツケが今月降りかかった。3人家族で毎月1万5000円の携帯料金が3万円まで跳ね返っていて母親が卒倒寸前だった。謝って、後でお金もちゃんと返しました
安部公房の壁が面白くて夢中で読んだ

お金が貯まったのでいよいよ家を出ることにした。念願の一人暮らし。できるだけ親の手を借りたくなくて、というか水を差されるのを恐れて、物件探しなど全部一人でやった。引越しのとき荷物運ぶのを手伝ってもらうくらい。アダルトチルドレン的な傾向の強い自分は呪いを断ち切るためにある程度ここで意固地になる必要があると焦り半分に感じていて、幼いと分かりながらも何も説明しないまま事を進めた。

 

仕事はとりあえずまた契約更新して続けるつもり。入社10ヶ月目にしてやっと最近あまり怒られなくなってきた。人には相変わらず馴染めていないし休憩室ではもはや一切話し掛けられないけど、積極的に皮肉を食らわされたり自分にだけ当たり強くされたりということもないので居心地は悪くない。恵まれている。もちろん死にたくなるぐらい苦手な人もいるけれど。

 

また一つ歳取ってしまう前にエクセルを勉強して転職したいと思っているのだけど、エクセルやワードを習得したところで電話応対必須の一般事務のおしごとなんて私にできるの?いや、できまい、でも手帳は取らずに一般枠で一般人のふりして働いていくと決めた以上もっと安定した職に早いとこ就いておかなきゃまずいんでないの?でも能力としては同じ画像を毎日ひたすらチェックするだけの今のおしごとが自分としては限界だよね、限りなく黒に近いグレーな会社だけど私みたいなのでも居場所作って置いてくれるだけありがたいと思わなくちゃだめなのかな(一度向こうの勝手な都合で飛ばされかけたけど)、おばちゃんパートの人たちは「若者が働くようなところじゃない」と言うし実際こんどの契約更新を迷ってる人も多くいるみたい、でも私は・・・・

みたいなことを毎日毎日ぐるぐるぐるぐる考えている。くるしい。どうしたらいいか分からない

自然体では勿論たぶんどれだけ気をつけていても私はこの人のことをイライラさせることしかできないだろうなって思う人間が昔から一定数いて、その相手がはじめはこちらに好意的に接してくる感じがいつもつらい。どうしたらいいかわからない。大人になってからはもっと酷くなって、そういう人を見るともう本能的に身構えてしまって、ガチガチになる。結果ありえないぐらい失礼な態度を取ってしまう

自分と同じかそれ以上の屑と見なした人とはすごくリラックスして話せたりしてもう誰と居ても自分が嫌になる死にたくなる早く早く

午前中ストラテラの副作用が出た。ここしばらく全然何もなかったのに。胃と胸が焼けるように熱く吐き気とめまいも酷かったのでギリギリまで我慢したけどけっきょくトイレ行って少し休憩した。しゃがむと2分くらいで楽になるけどこれ頻繁に来るんだったら大分きついし飲み方やっぱり気を付けなきゃいけないと思った。空きっ腹にちょっとの水で流し込むと胃に染みやすいのかな、やっぱり